日本基盤データベースは、住所データをはじめとする日本の基盤となる情報を収集し、体系化・データベース化して配布するサイトです。
このサイトにて、公的財産ともいえる情報基盤データを少しでも多く集め、情報インフラストラクチャーを整備し発表していきたくつとめていきます。
リリースするデータベースは、すべてのデータベースで無償でお使いいただけるバージョンをとりそろえています。ソフトウェア開発や参照情報など、どのようなご利用用途でもお使いください。
みなさまのお役に立てれば幸いです。
事業の目的
日本基盤データベースは、みなさまにわかりやすく体系的に日本の重要な基盤情報を提供したいという目的をもって事業をおこなっております。
日本の基礎となる住所等の基盤情報は、各省庁や各地方自治体などの公共機関や公益団体、民間機関など、バラバラにリリースされています。
また、データの形式、フォーマットもさまざまで、とても体系化された情報とはいえません。
そこで、日本基盤データベースは、そのような状態を改善するため、それらの基盤情報を独自に収集し、体系的・統一的で永続的なデータベースを構築していくことで、基盤情報にすばやくアクセスできる環境をととのえました。
提供するデータベース
日本基盤データベースでは、現在以下の4つのデータベースを配布しております。
住所基盤データベース
住所基盤データベースは、日本郵便が発表する郵便番号データをベースとして、より詳しく細分化した住所を取得・利用できるように開発された住所データベースです。
全国の住所を体系的にコード化し、データベース化することで、さまざまな用途にご利用いただけます。
郵便番号データの特徴、フォーマット、内容を生かしつつ、住所変更情報を毎月メンテナンスし、郵便番号データには登録がなかった「丁目」「字(小字)」を反映させることで、全国で約42万件の住所データを収録しています。
市外局番・市内局番データベース
市外局番データベース及び市内局番データベースは、全国の住所の市外局番が特定でき、また、各住所地点の市内局番の候補を抽出することができる電話番号データベースです。
住所基盤データベースと市外局番・市内局番データベースを連動させれば、郵便番号や住所情報(漢字名称及びフリガナ情報)等も市外局番・市内局番から索引でき、また逆に、市外局番・市内局番から郵便番号や住所情報も検索できるようになります。
毎月、住所の改廃・変更とあわせて更新をおこなっているため、最新の電話番号データが取得できます。
英字住所データベース
英字住所データベースは、住所基盤データベースの住所名称をヘボン式ローマ字に置き換えたデータベースです。
住所基盤データベースの仕様・フォーマットをそのままに利用できる上に、英語表記・英字表記に対応した住所を取得できます。
漢字住所がどのような英語表記の住所になるのかを確認したり、日本語住所を英字住所に変換したりすることができます。
事業所個別番号データ
事業所個別番号データベースは、日本郵便が発表する大口事業所個別番号データに独自の住所キーコードを付与したデータベースです。
住所基盤データベースの住所キーコードがデータベース内に格納してあり、住所基盤データベースと併用すれば、町域を示す郵便番号とは別に、大口事業所向けの個別郵便番号を含めたすべての郵便番号を網羅することができます。
データベースのダウンロード
住所基盤データベースをはじめとする各種データベースをダウンロードできます。
データベースをご利用の際は、データベース利用規約をご確認及びご同意の上でご利用下さい。
各種データベースのマスターデータは、当サイトのデータベースのダウンロードページより、すばやくダウンロードが可能です。
配布可能なデータベースのファイル形式は、以下の3つよりお選びいただけます。
- 可変長カンマ区切り編集データファイル(csv形式)
- 固定長カンマ区切り編集データファイル(csv形式)
- 固定長カンマ区切りなしデータファイル(txt形式)
住所変更情報の提供
日本の重要な基盤情報である住所情報。
その住所情報が改変・変更された場合に、住所基盤データベースへ該当の変更情報を反映し毎月メンテナンスをおこなっています。
住所基盤データベースのメンテナンスをおこなう上で、全国の住所の変更情報を収集しますが、その情報の一部を当サイトで発表しています。
住所変更情報を都道府県別にカテゴリ分けし、住所基盤データベースの初期マスターから収集できた情報を掲載しています。
新しく新設された町名・丁目・大字名はもちろんのこと、該当の郵便番号や従来の住所情報、区域図を中心に、市区町村にて公表された情報をベースとして体系化しています。